清貧を楽しむ。 ―人生哲学として読み直す『養生訓』 単行本 高橋聰典 (著)
(book_0212_単行本)
日本人が忘れかけている、しかし結局は日本人の頭の片隅から離れない、
唯一万人に共通する幸せな生き方――「清貧」。
本書では「清貧」を楽しむための人生哲学を、
江戸時代から300年読み継がれてきた『養生訓』を元に紹介する。
『養生訓』は健康書として有名だが、体の問題と心の問題は
分けて考えることはできないという前提のもと、
幸せに生きるための「人生哲学」が多く語られている。
私欲を捨て、正しい行いをし、贅沢をしないこと――。
それが結局は幸せも名声も利益ももたらすという『養生訓』の哲学は、
「あたりまえの幸せのための、あたりまえの教え」に満ちている。
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